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会社概要

ご挨拶

 弊社は、京都南部地域において約半世紀、昭和、平成、そして令和の3つの時代にかけて一貫して不燃物の収集とリサイクル処理を専業として、学研都市の発展と共に歩んできました。
 平成の時代には、木津川市、精華町の中核地域で人口は3倍以上に膨れ上がり、生活廃棄物の取り扱い量は概ね5倍程度に増えました。また、取り扱う品目も従来の缶、瓶、粗大ごみから容器包装プラスチックやペットボトル、廃乾電池や蛍光灯に至るまで多岐にわたっております。特にコロナ禍によるリモートワークや外出自粛により、これら家庭ごみが軒並み急増しております。
 私たちの仕事は且は3Kとも呼ばれ、日々休みなく続く地味でタフな業務ではありますが、最近におけるコロナ禍にあっては、欠かすことのできない社会インフラの一翼を担っていることが再認識されるようになりました。収集先で地元住民の方々からいただく温かいお言葉、学校授業で見学に来られた多くの子供さんから励ましの手紙やメッセージが届いていることはそのことの表れであります。特に最近、米バイデン政権は発足早々に地球温暖化ガスの排出削減に向けて大きく舵を切りました。米国の脱炭素政策が世界をリードする中、我が国も足並みを揃えつつあります。今こそ資源リサイクルを通じて、循環型社会の構築を目指す取り組みの最前線で、その役割の一層の貢献が求められている、との思いを強くしているところであります。
 弊社では、あらゆる生活廃棄物の再資源化を極め、それまではただ単に埋めたり、焼却処理していた廃棄物を分別と解体の方法で、再利用可能な各種金属やガラス類、プラスチック類に再生させてきました。また、適正処理が困難視されていた粗大ごみ由来の木くずと廃プラスチックの混合物による燃料ペレットの生産なども実現し、再生品の数は20種類を超えています。
 今後は慢心せず、質量面においてリサイクルの幅をさらに広げていくことが何よりも時代のニーズに適うのではないか、と考えている次第であります。
 昨年来のコロナ禍にあっては、ごみの増加はもとより、とりわけ収集要員やリサイクル作業従事者の感染リスクが何よりも懸念されています。
 なぜなら私たちの業務は、近頃ではエッセンシャルワークとも言われ、例え一時的であれ業務が止まれば、直ちに住民生活に計り知れない混乱と弊害をきたすことは避けられません。それ故にいかなる事情があっても止めることが許されず、また容易に代わることもできない、まさに生活必須業務だからです。
 まだまだ一瞬たりとも気の抜けない状況ではありますが、役員、社員、従業員一丸となって、引き続き地域社会の負託に応えられるように気を引き締めて邁進する所存でございます。

会社概要

社屋外観

南京都リサイクルセンター全景
南京都リサイクルセンター全景

事務所棟外観

リサイクルセンター事務所棟
リサイクルセンター受付事務所棟
不燃物処理センター事務所棟
不燃物処理センター受付事務所棟
株式会社 南京都清掃社
京都府木津川市山城町上狛西明官1-1
TEL.0774-86-3717
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